高血圧の家系なのですが、血圧を下げるにはどういう食べ物を食べたり薬を飲んだりしたらよいのでしょうか?
まず塩分を控えることです。
あと、「酢」は血管を柔らかくするので高血圧の予防にもなります。
●高血圧に効く食べ物
高血圧を予防、改善するためには、適度な運動とバランスのよい食事が必要です。ここでは高血圧の改善に有効な栄養を含む食べ物をいくつかあげてみました。参考にしてください。
そば
そばに含まれているビタミンPの一種であるルチンは血管を丈夫にしてくれます。この他にもコレステロールを下げる効果のあるナイアシンや、体内の出血を予防するビタミンKを含んでいて、高血圧、動脈硬化の予防に効果があります。
しかし、これらの有効な成分は、水に溶けやすく、そばをゆでるときに溶け出してしまいます。そこで、おそばを食べるときは、そのゆで汁の「そば湯」も一緒にいただくとよいというわけです。本格的なおそば屋さんなどでは、「そば湯」を出してくれるお店もありますよ。是非お試しを。
おそばの他にも、そば粉を利用した食べ物はいろいろあります。こちらもお試しください。
トマト
ビタミン類とカリウムを含むトマトは、細胞をつないでいるコラーゲンを作ったり、血管を強くしたりする他、カリウムが体の中のナトリウムを排泄してくれるので、血圧を下げる効果もあります。完熟の方が栄養があり、旬のものほど美味しく栄養価も高いといわれています。また、料理の彩りというイメージで使われることの多いミニトマトですが、同じ量を食べるなら、トマトより栄養価の高い野菜です。2~3個といわず、たくさん食べたいですね。
アスパラガス
アスパラガスには、毛細血管を拡張し、血圧を下げる働きをするアスパラギン、アスパラギン酸が含まれています。これらは代謝を活発にし、疲労回復やガンの予防にも効果があるといわれています。この他にも、アスパラガスはビタミンやナイアシン、タンパク質をバランスよく含んでいて高血圧にはとても有効な野菜です。ビタミンはゆでると水に溶けだしてしまうので、炒め物や肉巻きなどにして無駄なく美味しく食べましょう。
じゃがいも
じゃがいもは、ナトリウムの排泄を促すカリウムを多く含んでいます。塩分の摂りすぎが気になる高血圧には、有効な野菜なのです。他にも、マグネシウムや食物繊維、ビタミン類を含んでいます。カロリーが高いので食べ過ぎは禁物ですが、いろいろな料理に使える野菜なので、調理方法を工夫して塩分の摂りすぎをカバーしたいものです。
・塩分を控える
・毛細血管壁を強化してくれるソバ茶などを飲む
・体を動かす
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