2012年3月27日火曜日

犬のアレルギー改善・健康促進のために亜麻仁オイルかフィッシュオイルを与えよう...

犬のアレルギー改善・健康促進のために亜麻仁オイルかフィッシュオイルを与えようかと考えているのですが‥

亜麻仁オイル・フィッシュオイルともに不足しがちなオメガ3が豊富に含まれていると聞き

愛犬の肌トラブル改善になればと、毎日の食事にまぜてみようと思うのですが



↓教えて下さいm(_ _)m↓



・この亜麻仁オイルとフィッシュオイル、どちらを与えた方がより効果的なのでしょうか?

・「人間用」と「ペット用」がありますが、個人的には人間用の方がより安全で栄養がある気がします。どう思われますか?

・選ぶ際の、質の良いオイルの見極め方・選び方などをご存知でしたらどうか教えてください。





既出の質問でしたら御容赦下さい。

拙い質問ですが、どうかよろしくお願いいたします!







亜麻仁油に含まれるαリノレン酸は摂取すると体内でアレルギーによいEPA(DHAにも)に変換されるのですが、それまでには少し時間がかかるので

より早く効果を求めるなら魚油から直接EPAを摂取してやると良いかもしれませんが

基本的にはどちらでもいいと思います。



品質は人用の方が優れている場合が多いのですがアズミラなどから出ている魚油は

下手な人用サプリよりも品質は優れていると個人的思うので、迷った場合はそういった信頼できるメーカーのものを使用するのも良いと思います。



亜麻仁油、シソ油、エゴマ油を使うときの注意点は

酸素、熱、光に弱く酸化しやすいので、開封後は1ヶ月以内に使いきることを目安に保存は冷蔵庫、過熱調理に使わないこと

また、抗酸化物質(ビタミンCやEなど)と一緒に摂取すると体内での酸化を防いでくれるそうです。



アレルギーの犬にたいしての給与目安は手作りの場合、摂取カロリーの10~15%、5kgの犬の1日の摂取カロリーが300kalなら小さじ1杯(3~5ml)程度のカロリーを油脂から摂取するのが目安となるのですが

ドッグフードに混ぜる場合は、脂質がもともと手作りより高く設定されている場合が多いので

添加する量は少し減らした方がいいかもしれません。



亜麻仁油などの製品の品質の良し悪しを判断する目安は無添加はもちろんですが

低圧搾(コールドプレス)で抽出された一番搾り(エクストラバージン)オイルで出来れば有機栽培されたもの、遮光瓶など光を通さない瓶に入っているものが良いと思います。



亜麻仁油、シソ油、エゴマ油のオメガバランスは

オメガ3:オメガ6=6:1

で高い比率でαリノレン酸が含まれて、必須脂肪酸とはいえ痒みの原因物質(アラキドン酸)を作ってしまうリノール酸(オメガ6)が低くて、

ドッグフードは特にリノール酸過剰になりやすいのでオメガバランスをとるのにはいいのですが

前述のとおりαリノレン酸は酸化されやすいので、それが心配というなら

オメガ3:オメガ6=5:3(だったかな)

となりますが、ビタミンEが豊富に含まれていて

酸化に強いグリーンナッツを使うのが良いと思います。









以下は余談というか補足になりますが

亜麻仁油は脂質で、脂質の代謝は肝臓で行われるわけですから

脂質を多く摂れば少なからず肝臓の負担が増えてきます。



ですから、亜麻仁油をドッグフードに添加するなら

脂質の代謝を助けるすビタミンB6をはじめとするビタミンB群なども摂取すると

肝臓の負担も減って良いと思います。



ちなみにビタミンB群やビタミンCなどは炎症を抑えるホルモンを作る副腎の働きを助けます。



また、アレルギーやアトピー性皮膚炎の犬(人も)は腸内環境の善玉菌が少なく

乱れている場合が多いことがわかっていますから

αリノレン酸を摂取すると共に腸内環境を乳酸菌等を摂取して整えてやると良いと思います。



腸内環境を善玉優勢に整えることは消化物から発生するアンモニア、アミン、硫化水素などの有害物質の発生を減らしてくれるため

それらが血液に吸収される量も減らすことができるので血液浄化(サラサラ)につながりますし

それらの有害物質を解毒する器官でもある肝臓の負担を減らすことにもつながります。



また、腸内善玉菌はαリノレン酸がEPAなどに変換されるために必要なビチオンを作り出してくれる存在ですから結果的にαリノレン酸の効果を高めてくれます。



乳酸菌の効果は容量に依存される部分が多く、本来ならサプリメントの方がより効果的だと思うのですが

ビタミンB群もビチオンも豊富なプレーンヨーグルトを小型犬なら小さじ1~2杯を毎食与えるのもいいと思います。



サプリなら「プラチナ乳酸菌」がオススメで楽天で買えます。





それと皮膚の健康を考えたとき、やはりビタミンCを積極的にとると良いです。



犬はビタミンCを体内で合成できるため、軽視されがちですが、1日のビタミンCの合成量は限られていますし、体内でのビタミンEの再使用、副腎皮質ホルモンやコラーゲン生成にはビタミンCが多く必要なので

特に皮膚トラブルがある犬はビタミンCを多く必要としますから

ビタミンCも積極的に摂取すると良いと思います。



ビタミンCは水溶性ビタミンで身体に貯蔵できないので、1日数回定期的に摂取させてやると良いです。



また、ビタミンCはビタミンPと一緒にとると効率的に働くため、それらが一緒に含まれるパプリカやミニトマト、ローズヒップなどがオススメです。








オメガ3脂肪酸を含むサプリメントはいろいろたくさんあります。 合う合わないの個人差があるので、数種類を試したほうが良いです。 試す期間は1種類につき3ヶ月以上です。(脂肪酸が細胞に取り込まれるまでこれくらい時間がかかります。)



「人間用」か「ペット用」とのことですが、「ペット用」だと思います。アメリカでのペットの事故の第一位は人間用の医薬品(鎮痛剤、風邪薬、抗うつ剤、栄養補助食品によるものが最も多い)だそうです。







オイルにもいろいろありますよね。

うちではえごま油を与えています。

毛づやも良くなりましたし、免疫力を高める効果もあるそうです。



どのオイルでもそうだと思いますが、開封後は酸化が始まります。

冷蔵庫に保管し、1ヶ月以内に使い切るのがベストです。

そうなると、1本をペットだけに与えて1ヶ月で使い切るのって難しいですよね。

1回に与える分量はせいぜい1~2滴ですから・・・

ですので人間用のオイルを飼い主さんも一緒に使う方がいいと思います。

私もサラダにかけたりドレッシングを作ったりと活用しつつ、1ヶ月で使い切るようにしています。



選ぶ基準はやはり無添加なものですね。

与えすぎも過剰摂取になりますので、その辺を気をつけてあげればいいと思いますよ^^







オメガ3が目的ならたくさん入ってる方を選ぶといいと思います。

ちなみに私はグリーンナッツオイルを使ってます。

これもオメガ3が50%以上あります。

見極め方は無添加のオイルがいいです。

グリーンナッツオイルは無添加だけど酸化しにくいと書いていたので私はそれに決めました。



皮膚トラブルには本当に効きますよ!!

オメガ3は心臓、血液の病気の予防にもなるし、アレルギー、アトピーにも

効くので優れものですよね!!



私が使用しているやつは見る限り犬用も人間用も中身は同じっぽかったので

スポイドが付いてて使いやすい犬用を購入してます。

でも、家族用に人間用もの買ってますよ(^^)

肥満にもいいとの事なので、おデブなパパのドレッシングに混ぜています。

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