2012年3月28日水曜日

風邪を引いて腫れた喉に塗る・吹きつける喉塗り薬(ルゴールとか)は辛い・苦い味...

風邪を引いて腫れた喉に塗る・吹きつける喉塗り薬(ルゴールとか)は辛い・苦い味なのですが、こういう刺激を与えてもよいのでしょうか?なぜ痛い所に刺激剤が効くのでしょうか?一方で喉飴は甘い味がします。

痛い腫れを緩和するには甘い味が向いてるように思うのですが、







西洋医学の薬は化学物質で作られています。わたしは極端かもしれませんが、薬は「毒」と思っています。西洋医学の基本理念は「毒をもって毒を制す」です。ですから、喉の奥や舌の味覚センサーがその化学物質を苦味、辛味と認識して、「毒ですよ」と警報を発してくれているのです。ひど場合は嘔吐、下痢としてその毒性の物に反応し、体外に押し出してしまいます。これが身体のもつ神秘です。腸にもセンサーがあり、これが下痢を起こして排除してくれます。食中毒などの場合がそうですね。中毒は「毒に中(あた)る」のです。

しかし、もし万一身体に細菌が入ってきたら、その細菌が出す毒を化学物質がやっつけてくれるわけですから、毒が「薬」になるのです。

一方、喉飴には喉に効く成分が含まれていますが、甘さ自体は毒ではないので、喉のセンサーは反応しません。しかも甘みには中毒性があり、皆その味を覚えたら、それが美味になってしまい、それに取りつかれます。実際にドラッグと同様に「甘味依存症」があります。

喉の腫れに効くのは苦味、辛味という味覚ではなく、その化学物質の成分ですし、喉飴も同様で、甘味という味覚ではなく含まれている成分が有効なのです。

基本的には私は化学物質ではなく、病気はオーガニックな物が身体には良いと信じていますよ。たとえば、「果物」のキンカンなどはレモン汁とほぼ同じ量の抗菌作用があるビタミンCを含み、 また、ビタミンPの本体・「ヘスペリジン」も含んでいます。 ことに果皮に多く含まれています。それが喉の腫れに効果があるのです。



余談ですが、先日知恵袋で「風邪に抗生物質が出され、その薬を飲み切った方が良いかどうか」質問がありましたが、元来風邪はウイルスですから、特効薬はありません。風邪の特効薬を発明したらノーベル賞ものと言われるくらいです。飲み切るも何も、飲んではいけないのです。それを他の回答者たちは耐性菌ができるから飲みきるようにと書いていましたが、間違った考え方ですね。抗生物質には強い副作用がありますから、その質問者さんは今後苦しむことが出てくるかもしれません。たとえば、人間の身体にはたくさんの常在菌が体内外に住みついていて、バランスを取りながら健康を維持してくれているのです。抗生物質を服用すれば、大切な常在菌まで殺してしまい、たとえばカンジタ症などが発症したりします。



日本は抗生物質漬けで、欧米では絶対に風邪には抗生物資は処方しません。十分に休養をとり、オーガニックな、風邪に効果がある成分を摂取しながら、身体の自然治癒力を信じて治すのが、身体にやさしい自然の療法です。



私は生生姜を小さい「おろしがね」ですりおろし、小さじ1杯ほどをコップに入れ、それに熱湯を注いで飲みます。味はやはり苦いですから、蜂蜜かマーマレードを大匙1杯くらい入れて飲みますが、おかげで風邪一つ引きませんよ。喉にも良く効きますから、キンカンと一緒に、一度試してみる価値はありますよ。

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