みかんとキウイのカロリーと、効果(便秘解消とか風邪予防とか)を教えてください。
みかんの効能
・風邪予防、疲労回復に
みかんにはたくさんのビタミンCが含まれています(100g中35mg)。しかも加熱することなく、水で洗わずに食べれるので、ビタミンの損失無く食べる事が出来ます。1日3個で1日分のビタミンC必要量の半分を摂取できます。
ビタミンCには免疫機能を高める作用があり、風邪などの予防にもつながるので寒い時期には是非とも食べたい食品です。クエン酸やリンゴ酢などの有機酸も多く含まれ、疲労回復を早くする働きがあります。
・動脈硬化、コレステロール血症に
毛細血管を強くするヘスペリジン(ビタミン様物質で、かつてはビタミンPと呼ばれていました)などを多く含み、動脈硬化にも効き目があります。コレステロールの吸収をよくする働きもあり、高コレステロール血症によいともされています。
・抗がん作用
最近注目されているのが、抗がん作用で、温州みかんの色素の成分であるβークリプトキサンチンには、βカロチンの5倍のがん予防パワーがあるとされています。香り成分のリモノイドやフェノール、更にカロチン、プロトカテク酸、オープラテン、フラボイドにも抗酸化作用や抗がん作用があることがわかってきています。
・整腸作用
袋やスジには多くの食物繊維ペクチンが含まれ、腸の中の水分を調節して便秘を解消したり、逆に下痢を抑えるという効果があります。みかんを食べる時は、果肉だけ食べるのではなく、袋ごと少々のスジはそのままで食べると、健康にとても良い効果が得られるでしょう。
・からだを冷やす働きがあるので、冷え性、腎炎、膀胱円、喘息の人は多食を避けてください。
キウイの効能
・『キウイジュース』は便秘の解消にとても効果があります。
・キウイには『アクチニジン』と言うたんぱく質分解酵素と、『オリゴ糖に似た糖質』と言う成分が含まれています。
(「たんぱく質分解酵素」とは、その名前どおりたんぱく質を分解する成分です。)
・悪玉菌のご飯「異種たんぱく質」が体に溜まると、悪玉菌が体で増え続け結果的に便秘になってしまいます。
そこで「異種たんぱく質」を体の中から減らしてくれるのが、アクチニジンのたんぱく質分解能力です。
(異種たんぱく質は卵類や肉類など含まれており、 とても身近にある悪いたんぱく質です。)
分かりやすく言うとこういう事です。
①、アクチニジンが悪玉菌を増やす異種たんぱく質を減らす。
②、異種たんぱく質が減ったことで悪玉菌が繁殖しにくくなる。
③、悪玉菌が減ることで善玉菌が増える。
④、善玉菌が出す酸が便を出す動き「ぜん動運動」を活発する。
『アクチニジン』が悪玉菌が増えるのを未然に防ぎ、『オリゴ糖に似た糖質』が善玉菌を増やす効果を発揮します。
便秘解消のもう1つの成分『オリゴ糖に似た糖質』は、ビフィズス菌を増やすオリゴ糖と同じような役目をします。
みかん:100グラムあたり45カロリー
キウイ:100グラムあたり53カロリー
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